ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

入れ墨…。

マオリ族の女性が、民族伝統の入れ墨を理由に温泉施設で入浴拒否されたことが話題になっています。

入浴拒否は「差別」だと言う人もいれば、「規則は規則」だと言う人もいる。

どっちの言い分も正しいように感じますね。

たとえ自分の国の伝統だろうと、他の国へ行けば受け入れられないことはいくらでもあります。
宗教関連なんて相容れないものばかりです。

極端な話、アメリカでは一般人も銃を持てますが、日本で一般人が銃を持ってたら犯罪です。
アメリカ人が日本に来ても銃を持ったら犯罪です。
まあ、これは極端な話ですがね。

入れ墨も意味は違えど、日本の入浴施設ではNGとされています。
ぶっちゃけ見えない場所にある入れ墨は誰も申告してないのでフツーに入浴してるみたいですが…。
以前、旅館で二の腕にタトゥー入れてる外人女性(アジア系)とお風呂で遭遇しました。
…別に何とも思いませんでしたけどね。

とはいえ…温泉を楽しみに来る外国人も多いでしょう。
東京五輪も決まり、海外の観光客も増えるでしょう。
だからと言って、入れ墨を何でもかんでもOKにしちゃうのも違う気がしますね。
かといって外国人の入れ墨だけOKにしたらそれはそれで差別だと言われそうですし。

いっそ、入れ墨OKなお風呂と、入れ墨NGなお風呂別けます?
男湯、女湯みたいに時間別で入れ替えたりするのもアリだと思います。

だって実際、嫌な人は嫌でしょうし、気にしない人は気にしないでしょう。
ま、ぶっちゃけ威圧感を感じるとしたら、入れ墨というより外人さんそのものな気もしますが…。

やはり現状は事前に温泉施設に確認したり、事情を説明するのが一番いい方法だと思いますね。

海外からの観光客が増えるからと言って、こちらが規則を緩めたりするのは何か違う気がします。
それは「おもてなし」を通りこしてただの「ご機嫌取り」です。
文化が違う国々からたくさんの観光客が来ます。
そのすべてのニーズに答えることは不可能です。
差別はよくないですが、区別は必要だと思います。

芸能人などでも、ファッションでタトゥーを入れる人も増えていますが、昔の入れ墨とは違うとはいえ、一般的にはよくは思われないでしょう。
個性だと主張するのは勝手ですが、それを他人に認めろというのはおこがましいかと。
管理人的には、ファッションならタトゥーシールやボディペイントでいいと思います。わざわざ自分の体を傷つけるマゾい趣味はないので。

今回の件も、民族伝統だから認めろというのも横暴な気はします。
伝統は尊重すべきものだと思うなら、日本の文化や伝統、規則も尊重して欲しいものです。

今後、温泉施設側も「入れ墨は絶対NG」「事前連絡等の条件付でOK」「完全OK」など公表するしかなくなりそうですね。
公表した上で、どこを利用するかはお客さんの判断に任せるということで。
ただし、「完全OK」にしたら「トラブルに対して一切責任は負いません」の一文もセットにした方がいいかもしれませんね。

管理人としては温泉は静かにゆったり入りたい。
大声で騒いだり走り回ったりする客は何人だろうと迷惑でしかないですよ。
やはり露天付きの部屋を取るのが一番いいんですかねぇ。
でもせっかくなら大浴場みたいな広いお風呂も入りたいしねぇ。
…旅行行きたいなぁ。