ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

ブルーシート…。

昨年の台風15号から一年経っても、千葉県内にはまだブルーシートの家があると記事になってました。

ありますね。

理由はそれぞれでしょうけど…

大きく分けると2つですかね。

・業者や資材不足で修理待ち

・金銭的な理由で修理ができない

※直す気がないならブルーシートもボロボロになってると思うのでそれは除外

 

まずは『業者や資材の不足』

業者不足はあります。

台風直後からぼったくり業者も大量発生していたので、市役所や保険会社等から信頼できる業者に頼もうとすると順番待ちになるのはあると思います。

ちなみに格安で適当な仕事をする業者もあります。仕事は早いですが、強度に不安しかない。

台風15号の後にも、適当にブルーシートを貼る悪徳業者が多数見受けられました。

結果、自分でやろうとした方が屋根から転落する事故も多発しました。

県外からのボランティアを装った悪徳業者もいたそうです。

※ぼったくりでもちゃんとしてるならマシと考えるお年寄りも多かったようです。

 

管理人が見た感じでは、屋根の被害は瓦屋根の家に多かったように思います。

一部が吹き飛ばされ、違う色の瓦で補修していた家もありました。

純粋に瓦が不足しているんだと思います。

千葉県の特に房総(下の方)は、昔ながらの瓦屋根の家も多いので、広範囲で被害が出るとどうしても瓦と職人さんが不足します。

地震でも同じ

 

ましてやコロナの影響で資材が入らなかったり、自粛で作業ができなかったりで更に遅延していると思われます。

 

 

もう一つが『金銭的な理由で修理できない』パターン。

対象の保険に入っていれば、ほぼ全額保険で修理ができます。

我が家は自己負担ゼロで修理ができ、何なら母の会社の見舞金や、市の見舞金等でちょっとプラスになりました。

まあ、断水やらの影響で水買ったり、遠出して外食せざるを得なかったりで出費はかさんだので得はしてませんがね(´-ω-`)

 

保険に入ってない、又は保険だけでは足りない等で修理ができない人もいるとは思います。

が、被災証明や罹災証明による補助金や見舞金の受け取り方がわからない人や、そもそも補助金制度を知らない人も多い可能性が高いです。

ネットのコメントには、調べればすぐわかるだろ!みたいな意見もありますが…

お年寄りしか住んでいないとか、

ネット環境がない家庭はフツーに多いです。

調べる手段がそもそもない人もいるんです。

スマホどころか、ガラケーすら持ってないお年寄りも存在するのですよ。

同居してる管理人の祖母がまさにそれです。

テレビもラジオも新聞もあっても、コロナの給付金が貰えることを全く知らなかったんですからね(´-ω-`)

※手続きは親父がやってます

 

実際、被災証明出したり、保険会社に必要書類を提出したりは、かなり忙しいです。

被災状況を写真に撮って印刷して添付しなきゃならないんですが…

デジカメやスマホ、カメラ付きケータイを持っていて、プリンターがあれば全て家でできますが、

自宅にプリンターがなければ、コンビニなどの印刷機で印刷する必要があります。

カメラがなければ使い捨てカメラ等で撮影して写真屋に持っていかなければならない。

被災・罹災証明もパソコンとプリンターがあるならテンプレートを印刷して書き込めますが、

それができないなら自分で市役所に取りに行かなければなりません。

申請しなきゃお金は貰えません!!

給付金だってマイナンバーがあっても、申請しなきゃ貰えなかったでしょう?

被災・罹災証明などは更に手間がかかるんですよ(´-ω-`)

しかも、被災してる状態でそれをやらなきゃならないんです。

屋根に穴空いてるのに、停電や断水で日常生活もままならないのに、写真撮って印刷して提出しろ~とか…

一人暮らしや、お年寄りしかいない家庭でできますか?

我が家は父、母、管理人の3人がかりでやりましたよ。

親父がデジカメで撮影して、

管理人が写真と必要書類を印刷して、手順やら必要なものをネットで調べて、

母が書類を市役所に持って行って…と。

ちなみに、保険会社に提出する書類とはまた別です(´-ω-`)

何枚も写真、印刷しましたもん…。

我が家はそこまで大きな被害じゃなかったから早めに申請できましたが、

半壊とか水没してたらなかなか申請できないと思います。

 

テレビで『一年経ってもまだブルーシートのお宅があります』と報道するだけじゃなく、

修理依頼は済んでますか?とか、

被災証明等の手続きが済んでますか?とか、

補助金を受け取りましたか?とか、

何か困ってませんか?と声をかけてあげてほしいのですが…

まあ、テレビ局だと質問するだけで終わりそうなので、市役所の方とかが気に掛けて欲しい。

 

そう思うならおまえが声をかけろよ!的なことを言う人もいますが、

市役所員でもない、ちょっとお年寄り受けがいいだけの一般人な管理人(明るい茶髪)が、

突然自宅に押し掛けて『まだ屋根ブルーシートのままだけど、何か困ってない?』とか言ったら通報案件ですよ!!

新手の詐欺を疑います。

まあ今のコロナなご時世、訪問もしにくいでしょうから、郵便等で『修理のご依頼はおすみですか?』とか送るといいのではないでしょうか?

※ちゃんとやっている自治体もあるとは思います

 

最近、管理人の市では、70歳以上のお年寄りを対象に防災グッズを送ってきました。

100円ショップで売ってるような懐中電灯やらミニラジオ(親父曰くラジオ使えない)、レインコート、使い捨てトイレ等とそれをまとめておくリュックが入っていたそうです。

……非常食も入れて欲しかったです。

 

以前、会社で期限が迫ったといって配布されたお湯を注ぐだけのワカメご飯とかなかなか美味しい(  ̄▽ ̄)

水でもできると書いてあったので試しましたが…

やはりお湯がいいです。

サバイバルで、火だけはおこせるようにしとくべきだと思いました(´-ω-`)