ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

励ましの言葉にも思いやりを…。

おそらく、皆さんは何気なく『頑張れ』とか『頑張って』という言葉を使っていると思います。

もちろん、心からの応援、励ましの言葉なんだと思います。
ですが、この「頑張れ」や「頑張って」という言葉は、言われてあまり嬉しい言葉ではないんです。

被災された方々は、今までも今も十分に頑張って生活しています。
それなのにこれ以上、何をどう頑張れというのか?

極端な話かもしれませんが、
「頑張れ」「頑張って」という言葉はものすごく上から目線の、他人事のようにしか聞こえません。

もちろん、使っている人たちはそんなつもりはないのでしょうが、心も体も疲れきっている人たちには無責任な発言に聞こえてしまうこともあります。


管理人もあまり「頑張れ」という言葉が好きではありません。
これは言われる相手によります。

例えば、学校の強制参加行事で、マラソンをするとします。
先にゴールした人たちが、後から走っている人に頑張れ!!と応援。これは純粋な励ましだと思えます。
なぜなら、応援している人も同じ体験・苦しさ、辛さを味わっているから。

では、応援するのがマラソンに参加していない教師の場合はどうでしょう?
ゴールや中継ポイントで立っているだけの教師が「頑張れ」と声をかける。
…これ、本当に励ましに聞こえますか?
管理人はイライラします。
走らされて苦しい時に、立ってるだけの教師が「頑張れ」とか、ひどいと「歩くな」とか言います。
言われる度にイライラします。
見てるだけの人は楽でいいね、人の気も知らないで!!とムカつきます。


まあ、この例えは極端かもしれません。
純粋に励まして貰っていると思える人もいます。
管理人は通常よりはるかにヒネクレていますので、あまり参考にはなりません。
常に相手の言葉の裏を探ってしまうような性格なので…。


結局、何が言いたいかというと…

「頑張れ」や「頑張って」という言葉は、【頑張っていない人】に対して使うべきだということ

だからと言って、腫れ物に触るような態度をとれと言っているわけじゃありませんよ?
それはそれでイライラします。

とはいえ、ついつい「頑張って」と出てしまうのも事実。
言葉だけで本当の気持ちを伝えるって難しいものですね。
じゃあ、黙って祈ればいいのかといえば、それも何か違う。

言葉の捉え方なんでしょうが、
日本国内で使うなら、「頑張れ日本」ではなく、「頑張ろう日本」の方がいい。
頑張れよという他人事ではなく、一緒に頑張ろうという意味合いになる。

ただ、これも被災した人としてない人を一緒にするなという反感も出そう。

…下手な慰めや励ましの言葉で余計な負担をかけてしまうなら、静かに復興の為に募金するという形の支援が一番なのかもしれません。