ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

計画停電に「不公平」の声…。

東京電力が実施している計画停電に対し「不公平」との苦情が寄せられているようです。

確かに、グループごとに比較しても差は歴然。
需要が少なかったとの理由で実施が見送られる時間帯などもあり、グループ間で2倍の差が出ている。

一番多かったのは第1グループの1207万世帯。
一番少なかったのは第4グループの503万世帯。

需要状況で実施の見送られる一方で、1日に2回実施されるグループがある等で差が出たようです。

また元々、東京23区の大部分が計画停電から外されていることも「不公平」の声を助長させる。
部分的に落とすことが技術的に無理だとか…

更に、一部の工場など、常に機械を動かさなければならない場合は全く動かせない状況になる。


計画停電は今夏や今冬も実施しなければならない状態。
いつまでも東京23区を除外し続ければ、苦情や不満の声は増え続けると思われます。

まさに非常事態とも言えるべき現状、
企業やお店にも、徹底した節電や規制を設ける必要があるのではないでしょうか?

パチンコ屋やアミューズメント施設など、電気を大量に消費する店では、営業時間の短縮や、他店と協力し休業日を設定することは可能なはずです。

もちろん、生きるうえで娯楽は必要です。
ですが、あくまで一般家庭の生活が正常に行えるのが前提の話です。
会社や企業も同様です。

仕事や職種に順位を付けるのは好ましくはありませんが、
生きる上で必須な企業と、そうでない企業があります。

衣食住に関わる企業に優先して電力を供給する為にも、それ以外の企業には節電、規制を呼びかける。
東京電力は「規制をかけても、削減量を守ってもらえる確証はない」として否定的ですが、
それならば守らない場合の罰則等を付けるなど、災害時の特別な法を定めるべきです。

そもそも守らなければ大規模停電が起きるわけですから、そのリスクを背負いながら、削減量を大幅に無視する企業がいるとは思えません。
もしいるとすれば、絶対に停電は起こらないだろうと思っている中心部の企業だけです。


ゲーム会社がほぼ一斉にオンラインゲームのサービスを停止したのは正しい判断だと思われます。
オンラインゲームは一度に大勢の人がパソコンやゲーム機を使用してログインします。
それこそ何万、何十万というプレイヤーがいます。
ゲームの間は常に電力を消費し、ログインしたまま放置や寝落ちするユーザーも多い。
【オンラインゲーム=生きがい】だという末期のユーザーも多いようですが、目を覚ますいい機会かもしれません。
電気が使えなくなった時、助けてくれるのはネットの中の仲間じゃない。
身近にいる家族や友人、知人、地域の人々だということに気づけると思います。

もちろん、ネットの中の仲間や友人と絆を深めることは悪いことだとは言いません。
ですが、ネットという媒介がなければ持続しない、儚い絆であることも事実です。
娯楽として楽しむのは大いに結構ですが、何事も依存はよろしくない。
サービスが停止してから1週間以上…そろそろ禁断症状が出てる人もいそうですね。

オンラインゲームを停止するな!!と騒いでいた人たち、再開するとなれば、より一層計画停電が厳しくなるということをわかっているのだろうか?
ゲーム中に突然、ぶつん。と切れる可能性も否めない。
そんな状況でもいいからやらせろ!と言うのでしょうか?
もし途中で停電したら、絶対、保障しろとか文句言うでしょ?
多分、それが嫌だからゲーム会社も停止したんだと思うよ。クレーマーはどこにでもいますからね…。