ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

やっと帰宅できました…。

ホント地震は恐いですね…。
何が恐いって、揺れとか津波とかの被害の少ない東京が陸の孤島と化しちゃうんですからっ!!

まさか全く動かないとは思いませんでしたよ。JR。
地震発生時は会社のビル内にいました。

あまりの揺れに上司が一言「モニターを守れっ!!」
一同「えっ、うちらの身の安全は…?」

ビックリしましたよ。
人間こういう場面で本性が出ますよね…。
まさか、部下より機材の心配をするとは…さすが、ミニスカサンタの格好しちゃう中年は違う(笑)

とまあ、それに対してツッコミ入れたり笑ってたりできる余裕があったということです。うん。
特に備品が壊れたり、ビルが崩れたり、ケガ人が出たりもなく、全員無事に避難場所の公園に避難しました。
が、他の部署や上司等々との連絡で寒空の下、待機、待機、待機………そして解散。
まさかの会社内には戻っちゃダメ宣告!!

え、電車止まってるのにどーしろと??
帰れって??
新宿から千葉まで??
いやいやいや、毎日通勤で通ってますが、何本か川渡るよね?
この際、大渋滞で時間かかってもいいから、バスで帰ろうかと思ったら…バスまで運休。
はい、完全に帰れなくなりました。

とりあえず、待てば動き出すかもしれないという一縷の望みを持ちつつ…みんなで飯食いに行きました。
腹が減っては戦はできぬ!!
もし千葉まで歩くにしても、どこかで野宿することになるとしても、まずは腹を満たさねば!!
同僚4人(女3人、男1人というハーレム状態w)
※注意:管理人は男ではありません。

お気に入りの定食屋さんで、がっつり食べました。
定食屋さんの窓からは、丁度バス待ちの行列が見えました。
待てど暮らせどバスが来ない。
行列は伸びる伸びる…お、減った!と思ったら途中の人が諦めて抜けただけの模様。
そしてやっとバスが来た!!と思ったらまさかのスルー!!!
満員で乗れない為、降りる人がいないと停車すらしないようです。
管理人たちの食事中、待っている人は誰一人乗れず、結局あきらめて去っていきました。

腹も満たし、さてどうするかと相談。
女性の1人は既婚者で、旦那様の待つ家に帰る為、とりあえず初台方面へ歩いてみるとのこと。
そして残った未婚の3人は…ダメ元で新宿方面へ歩き出しました。

人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人…以下∞

一瞬でも気を抜いたら見失うこと間違いなし!!
必死でお互いの存在を確認しつつ、新宿駅へ向かいました。


結局、JRは終日運転見合わせを発表。
帰る術のなくなった管理人たちは、都内在住の同僚宅(実家)に一晩泊めてもらうことになりました。

が、ここからが大変。
JR以外の電車も動いていない。
バスは満員で乗れない。
タクシーは長蛇の列。

最終手段…徒歩。

新宿から大塚まで、大量の人の流れと共に移動すること約1時間半…。
無事、同僚宅へ到着!!

家の中も大きな被害はなく、飾ってあった置物が倒れたり、壁の絵が曲がったりする程度でした。
とりあえず、テレビをつけ、地震情報を見ました。

同僚の男性の出身が福島で、実家と連絡が取れないと不安な様子。
いくら電話しても繋がらず、電話の復旧か、向こうからの連絡を待つしかない。頭では理解していてもやっぱり何かの間違いで繋がってくれないかと何度も何度も電話していました。
やや大きめな余震や、携帯の緊急地震速報の音に怯えつつも仮眠。
さすがに、他人様の家に、しかも余震が頻発しいてる状況で熟睡はできません。
夜中の1時まで起きていて、その後も1時間ごとに起きてしまう状態で朝になりました。

お世話になった同僚のお母様が、とても親切にしてくださり、
朝ごはんまでご馳走に!!
近所の美味しいトーストがある喫茶店でモーニングセットをご馳走になりました。ホントに美味い!!
絶賛してたら、お土産にと、そこで使っている食パンまで買って持たせてくれました!!

確かに、コンビニやスーパーでもパンの在庫切れが相次いでいたので非常に助かりました。
しかも帰り際に、たくさん貰ったからと冷凍の肉まんまで!!

ありがとうございます!!
これでしばらく食料買えなくても大丈夫です!!

優しいお母様のお心使いにより、かなりの大荷物を抱え、超満員電車に詰め込まれながらどうにか千葉へ帰りました。
…予想はしてましたが、パンがつぶされ変形してしまいました(泣)

途中、あまりのギュウギュウ詰めに、女性客2人が意識を失い倒れました。
近くの男性が、意識のない女性を抱え電車から降ろし、駅員にパス。

確かにスゴイ混雑でしたが、時間帯によっては快速電車の混み具合はこんなもんです。
中身でそうなくらいギュウギュウに押し込まれます。
管理人は幾度となく経験しております。
倒れた女性が悪いとはいいませんが…体力に自信のない方は無理に満員電車に乗らないことをオススメします。周りにも迷惑がかかりますし、自分も困ると思います。
一刻も早く帰りたい気持ちはよくわかります。
わかりますが、みんな同じ気持ちだからこその混雑です。
自分を過信しないで下さい。細くか弱い女性が抗えるわけないです。

ちなみに…満員電車でのコツは、流れに逆らわないこと。
逆らっても無駄です。多数の流れを1人で食い止めることなんてできません。
押されるままに、流されるままに…柳のように。暖簾のように。

ま、これでも運が悪いと圧死しそうですけどね…。
この結果、食パンはつぶされ変形しましたからね。

今後もしばらくは大きな余震が続くとのことですが…
電車が止まりそうになったら、無理せず仕事を休むということを前向きに検討しようと思います。