ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

生きてこそ…。

熊本や大分で大地震が起き甚大な被害が出ている一方、南米エクアドルでも大震災が起き、多数の死者が出ているそうです。
他にも世界各地で地震が起きていたようで、被災地以外に住んでいる人も「明日は我が身」かもしれません。

被災した際、どの避難所へ行くか家族で話し合っていますか?
最寄りの避難所と言っても複数あったり、規模が違ったりします。

学校や公共施設が避難所になっていることが多いと思われますが、避難所の立地は大丈夫ですか?
津波が来るかもしれない海や川の近くだったり、地滑りの可能性のある山の上だったり、道路が分断されると孤立してしまうような場所にあったりしませんか?

連日テレビでは地震の被災状況を報道し、避難所との中継も多くなっています。
建物の倒壊を恐れ、避難所ではなく開けた駐車場などで車中に避難する人も多いそうです。
ただ、避難所ではない為、支援物資の配給がなく自分たちでスーパーに食料を買いに行っている様子が放送されていました。

また避難所によっては物資が不足していたり、人が多過ぎ雨の日も外で寝泊まりしていた人もいたそうです。

被災した際、何よりも自分と家族を第一に考えてしまうのは仕方のないことだと思います。
非常事態とは言え、赤の他人と雑魚寝するのはとてつもないストレスだと思います。
でも、ほんの少し譲り合って避難してきた人全員が雨に濡れずに済むようにできないでしょうか?
同じ被害に遭って避難してきた人たちです。
先に来て場所を取っていたかもしれませんが、花見会場とはわけが違います。
温かい季節になってきたとは言え、地震で心身ともに疲弊している状態で雨に濡れれば命に関わるかもしれません。
どうか、もう少しだけ譲りあってあげて下さい。

地震は誰が悪いわけでもありません。
先に避難所に行った人も
後から避難所に行った人も
避難所に行かない人も何も悪くはありません。

管理人は避難所生活の経験はないので、被災された方の本当の気持ちは何一つ理解できていないと思います。
そんなヤツが偉そうにモノを言うなと思われるかもしれません。
実際、管理人が被災者の立場だったら何も知らないヤツが偽善者ぶってんじゃねえ!と思うでしょう。いや思います。

正直、頑張れとか言われたって家や家族を失った方々の励みになるとは思いません。
ただ「頑張れ」と言わずにはいられない気持ちもわかります。
募金等で間接的な支援はできますが、大半の人は現地に行って手助けすることはできません。
何かしたい、何かできることはないか?と考えた時、できるのが「頑張れ」という言葉なんだと思います。
「頑張れ」は他人事や無責任に聞こえるかもしれません。
不愉快だったり、腹が立ったりするかもしれません。
でもそう思えるということは「生きている」ということです。

辛い現実を前に、被災者の方々は笑うことはできないでしょう。
なら怒って下さい。
「頑張れとか好き勝手言ってんじゃねえよ!」と愚痴って下さい。


管理人は「頑張れ」という言葉を励みと受け取るか、不愉快と受け取るかはさほど重要なことではないと思います。
被災された方々が、『生きて』「頑張れ」という言葉を受け取れたことに意味があると思ってます。
全ては『生きてこそ』です。

あ、被災者でもないのに何でもかんでも『被災者の気持ちになれ』とか『不謹慎だ自粛しろ』と騒ぐ人達はまず自分が自粛しましょう。
被災者じゃない人達まで不愉快にする必要はありませんから。