事故か事件か…。

昨日、今日と管理人は会社都合による休暇中です。断じてサボりではない。
いや、ブログはサボってましたが…いつも通勤中にガラケーで更新してるので、生活リズム狂うと更新忘れるというか、サボるのがデフォになりつつある…。

それはさておき、昨日の新幹線での焼身自殺騒動は驚きました。
スマホのニュースで見たときは「新幹線で火災」としか書かれてなかったので、新幹線の故障や何かが原因で火災が発生したと思ってましたが、内容を見ると「男がガソリンのようなものを被って自ら火をつけた」とのこと。

それは火災じゃなく、自爆テロ的な何かじゃなかろうか？

でもニュースでは新幹線火災とか新幹線事故とか…まるで新幹線に非があるような報道ばかり。
ニュース記事には事故じゃなく事件だろ！というコメントも多数寄せられてます。
でも国交省は、新幹線初の「列車火災事故」と認定したそうで…。

いや確かに
▼じ‐こ【事故】
１ 思いがけず生じた悪い出来事。物事の正常な活動・進行を妨げる不慮の事態。「―を起こす」「―に遭う」「飛行機―」
２ 事柄の発生した理由。わけ。子細 (しさい) 。

とあるので、言葉の意味的には「事故」ではあるんでしょうが、

▼じ‐けん【事件】
１ 世間が話題にするような出来事。問題となる出来事。「奇妙な―が起こる」
２ 「訴訟事件」の略。

世間が話題にして、問題となっているのでもはや「事件」かと。
そして自殺は事故じゃないですよね。
まあ、電車への飛び込み自殺は「人身事故」で一括りですが、アナウンスで「人が飛び込み自殺しました～」と言う訳にもいかないでしょうし。
…個人的には本当に事故なのか、自殺なのかははっきりして貰いたいですけどね。
事故も、一体どんな理由で起きたのか、遅延や運転見合わせという迷惑を被る身としては知る権利はあるんじゃないかと思います。
例えば…
・目の不自由な方が転落してしまった⇒可哀相に
・スマホ弄っててて落ちた⇒自業自得
・飛び込み自殺⇒他所でやれ
このように感じ方が異なります。

あくまでこれは管理人基準の感じ方ですが…同じように感じる方も多いのでは？
いや、もちろん世の中には清らかな心の持ち主もいて、すべてのケースで「可哀相に」と思える人もいるのかもしれません。
通勤時間帯の満員電車に閉じ込められて予定を狂わされてそれでも「可哀相に」と本気で思える方がいるとしたらまさに聖人でしょう。…お友達にはなれないと思いますが。
管理人「聖☆おにいさん」は好きですが、ブッダともイエスともお近づきにはなりたいとは思いませんから…ルシファーとは友達になれそうな気がする(笑)
ちなみに、ニュースで見たとか関係ないところで見た人が「可哀相に」とか言ってるのは別です。あれは「他人事」だから言えるだけの場合が多いです。

この事件で、亡くなった方のご冥福をお祈り致します。
怪我をされた方、早く傷が癒えることを祈ります。
怪我はなくとも荷物が被害にあった方、長時間電車に閉じ込められた方、遅延や運休で予定を狂わされた方、本当にお疲れ様でした。
多大な精神的苦痛を受けたと思います。でもおそらく補償は何もないと思います。
やるせない気持ちや怒り、ストレスが早く発散できるといいですね。

それにしても…運転士さんがとっさに消火器で消火したことはすごいと思います。
災害や事故対応マニュアルや訓練はあるでしょうが、いざ実際に遭遇した際、行動できるかはわかりません。
もちろん、消さなきゃ自分が危険だったというのもあるでしょうけど、もし運転士さんが消火していなければもっと被害が拡大していたかもしれません。
運転士さん、本当にお疲れ様でした。

東京オリンピックの開催を考えれば、こういった事件を未然に防ぐためには手荷物検査が必要になるんでしょうかね。
飛行機のように大きな荷物は客室に持ち込めないようにするか、チェックを受けた荷物のみ持ち込めるようにする等の対策が必要になるかもしれませんね。
でも、通勤・通学の人に迷惑だけはかけないで欲しいです。

日々を真面目に生きている人が、一部のクズの行動で不便を強いられることになる…世の中、理不尽ですね。