ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

中国で日本人が死刑に…。

死刑制度そのものに反対かと問われれば、管理人は反対はしません。
が、犯した罪にもよります。
個人的に死刑が妥当だと思うのは「殺人」など他人の命を奪った犯罪です。
基本、どんな理由があっても人の命を奪った罪は償えません。
もちろん死刑にしたって何がどうなるわけではないですが…。

今回の中国での薬物犯罪で死刑というのは正直厳しいと思う。
もちろん犯罪者を庇う気はさらさらないので、結局は自業自得なのですがね。犯罪は犯罪ですから。
だって、日本で薬物犯罪で死刑だったら、のりぴーや押尾も死刑ってことですよね?
まあ、密輸と使用だと若干違うのかもしれませんが…どうなんだろ。

でも、薬物の密輸で死刑になるなら、毒入りギョーザ事件の犯人は当然死刑ですよね?
中国の司法制度なんか知らないし興味がないので何とも言えませんが…
人種とか文化の壁は高いし、なくならないだろうなぁ思いますね。
ちなみに、中国での同じ薬物犯罪でも中国人と外国人では、若干外国人の死刑には時間を空けてるそうです。一応、外国人への配慮らしいですが、結局死刑なのは同じですからね…。

まあ、対中感情に変化があるかといわれると「別に」って感じですが。
いや、元もと過大評価してないというか、そんなに期待してないというか…
おそらく大半の人が「興味がない」んじゃないかと思われます。
ただ、まあこういうことがあると不信感や嫌悪感を持つ人は増えても、好感を示す人が減る。

管理人の職場にはいませんが、中国から日本に来て働いている人や学校に通っている人もたくさんいます。この件で突然いじめや嫌がらせには発展したりはしないでしょうけど、溝ができる可能性はありますね。

死刑制度には反対しませんが、中国での死刑執行の多さは異常に思えます。
何か「こいつらどうせまたやるだろうから死刑にしちゃってよくね?」って感じで死刑執行されてるような気もしてきます。
逆に日本は甘すぎるのかもしれませんね。
「殺人=死刑」ではないですからね。もちろん情状酌量などもあってのことでしょうが、死刑が確定するまでと、確定してから執行までが長過ぎる。というか、裁判そのものが。
何年も前の事件で死刑判決になった人のニュースが流れると「あれ?まだ死刑になってなかったの?」と思うことが多々あります。
日本の場合、冤罪を回避するために慎重なんでしょうけど、あきらかに冤罪の可能性がない犯罪者に対して長期間待つ必要はない気がします。
他の関連事件の裁判が終わってないから等の理由もあるかもしれませんが、日本の長い裁判の判決を待ってたら死刑執行の前に寿命で死んじゃうかもしれないじゃないですか…。

中国のようにぽんぽんと死刑執行しろとは言いません。
でも日本の司法にも見直す必要があると思います。
そして最近ほとんど話題にならなくなった裁判員裁判はどうなったの?
毎年候補者には通知が来てるんだよね?
家族どころか身近でそんな噂すら上がらないんですが…
ちなみに選ばれたことを秘密にしろってのはこのご時世まず無理でしょう。
今ならきっと「これから裁判なう」とかってつぶやいちゃいそうですよ。