ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

聲の形…。

聲の形』を観ました。
一般的な感想は一般的なレビューサイトで読んで下さい。
多分、管理人の感想は管理人にしかわからないものなので…。


管理人の小学校のクラスに障害のある子はいませんでした。
クラスというより、管理人の学年にはたまたまいなかった。
市内に養護学校があったからなのかもしれませんが、一人もいませんでした。

ただ『聲の形』を観て、クラスの子に感情移入というか同情しました。

…綺麗事はやめますね。

ぶっちゃけ貧乏くじですよ。
何でよりによってうちのクラスなの?
何でよりによって隣の席なの?
何でこっちが我慢して面倒みなきゃならないの?

……少々、小学生の自分と重なりました。

管理人のクラスに障害のある子はいませんでした。
でも言葉が通じない子はいました。来ました。
ある意味、日本語の筆談もまともに通じないんだから耳が聞こえないよりタチが悪かったです。

そんな子を隣の席にされて、面倒見させられて…
今だから思います。
管理人、よくブチ切れなかったなぁと。

だって管理人、学級委員でも何でもなかったんですよ。
ただ何故か担任から絶大なる信頼を寄せられ、面倒見がいいと思われ、丸投げされたんです。

そりゃ長女ですから、一人っ子や末っ子のクラス面倒に比べりゃ面倒見は良いでしょうよ。
実際に面倒見てるんだから。

唯一の救いはクラスメイトが管理人の味方だったことですね。
仲のいい友達(男子)たちが大丈夫?とかなり気にかけてくれました。
※帰り道が一緒だったので女子より仲が良かった

転入生本人が悪いわけじゃないとわかっていても、押し付けられる方は、その子がいなければ…と思ってしまいます。

当時、学校の宿題で日記を書いていました(正しくは書かされていた)。
もちろん担任が見る日記なので、内容は当たり障りのないものです。
本音なんて書くわけがない。
※管理人の人間不信は小学生の頃からのようです

宿題の日記とは別に、小さなノートに日記のようなものを書いていました。
多分日付もなく、文章もめちゃくちゃで、ただその時の感情を書きなぐったノート。

今読み返すと、良く闇落ちしなかったな自分…とメンタルの強さを褒めたたえてやりたい(笑)
まあ、今だから笑いのネタにできますが、当時の自分は本当に大変だったと思います。

あ、ちなみに管理人は転入生をいじめたりしてません。
そりゃあ多少の無視をしたことはあったかもしれませんが…それを他人に責められる謂れはない。
じゃあ代わりに面倒見てくれよ、と。


映画って、一般的に主人公やヒロインに共感したり、同情するものなのかもしれませんが、
管理人はクラスメイトに共感してました。
まあ、あそこまでクズになれないから、ただ耐えて面倒を見てたわけですが…。

ちなみに…
友達じゃないです。
あくまでただのクラスメイトです。
担任に仲良くしてあげてねと言われたので、
学校内ではできるかぎり仲良くしていました。
でも友達じゃないです。
みんな友達~☆とか…
脳内お花畑な人間には管理人はなれません。


……『聲の形』管理人には感動要素ゼロでした。
むしろ何かモヤモヤがずっと残っててます。
ただ妹くんは可愛かった。
あんなお姉ちゃん想いの妹が欲しかった…現実の妹との差が…。
あ、一番グッと来たのはおばあちゃんのお葬式かもしれない。


何か笑える映画とか、くだらない映画を観て気分をスッキリさせたい。
何がいいんだろう…。
もう愛とか友情とかの要素が全くないヤツがいいな。
…ホラー映画?