ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

巻き添えでPTSD…。

JRのホームで飛び込み自殺の現場に居合わせ、巻き添えで負傷し心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった女性がJR東日本を提訴しました。

原告の主張は
「JRは自殺を防ぐ対策を怠っており、旅客運送に関して生じた損害を賠償する責任がある」
とのこと。

これは…はっきり言って、この人の運が悪かったとしか言いようがないんじゃ?

だって、ホームからの飛び込み自殺を100%防止するのはまず不可能ですよ。

全てのホームと線路の境に柵でもつけますか?
電車が完全に停止するまでホームへ入場させないようにしますか?
もしくは駅の利用者の動きを常に監視しますか?

絶対、苦情が出るでしょ。不便だとか、プライバシーの侵害だとかって。

そもそも、悪いのはJRじゃなく、飛び込み自殺した人ですからね?
訴える相手を間違ってません?
車両整備の不備が原因の事故や、速度オーバーによる事故等ならJRの責任ですけど、
自殺は…どう考えたって飛び込む人が悪いでしょう。

それで自殺を防ぐ対策を怠ったって言われても…
ホームが「飛び込めるようになってるのが悪い」とでも言うのでしょうか?
それって、万引きされた店側に「盗める場所に物を置いておくのが悪い」という言い分とどう違うの?

もちろん、原告の女性は完全な被害者ですし、今尚、不眠症や外出できないなどの症状に悩まされているとのことですので訴えたい気持ちはわかります。
が、やはり訴える相手が間違っている気がします。

ホームでの飛び込み自殺で訴えたい人はたくさんいると思いますよ?

長時間電車に閉じ込められる乗客、駅で延々待たされる乗客。
その乗客や利用客に謝り続けなきゃならないJR職員。
飛び込みを目撃した人々、救助や事後処理をする人々。

そして何より飛び込まれた車両の運転手。一番PTSDになりそうです。

この人たちが自殺があるたびに訴訟起こしてたら、ほぼ毎日裁判ですよ。

ほぼ毎日電車を利用する管理人にとって、この女性の訴えは他人事ではないです。
いつ自分が目撃者になるともわかりませんからね。
今のところ、乗っていた電車で飛び込みがあったことはないです。前後の電車ではある。

この訴えが今後どうなるのかはわかりませんが…
これだけ多くの人に迷惑をかけるということを理解して、飛び込み自殺をやめてほしいです。
諸悪の根源は「飛び込み自殺」ですから。


と、こんな記事書いてる時でも、
運行情報を確認すると「人身事故」「線路内立ち入り」の情報が出てますからね。
一体、1年の内、「人身事故」が起きない日は何日あるんでしょうね…。