ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

いまを生きる…。

本日、レンタルの返却日なので昨日あわてて観ました。

【いまを生きる】

製作は1989年とかなり古め。
主演は「ミセス・ダウト」や「ナイトミュージアム」に出演しているロビン・ウィリアムズ
ロビン・ウィリアムスと記載されてる場合もある…。どっちが本当?

ジャンルは…青春・学園・感動モノ。

全寮制の名門進学校にやってきた破天荒な英語教師キーティング(ロビン・ウィリアムズ)
「教科書を破り捨てろ」など型破りな授業で生徒たちに慕われていく。

映画の中で何度も出てくる言葉
「Carpe Diem(カーペ・ディエム、いまを生きろ)」

堅苦しいルールに縛られた学校生活、親のいいなりの人生を送ってきた生徒たちの心に響くのは言うまでもない。

日本の学園モノに多い、不良生徒が熱血教師によって更生していくストーリーとは真逆。
規則に、教師に、親に従順で言われたことしかしない優等生たちが、自分の意思で行動するようになるというお話。


…まあ、親や教師側と生徒側、それぞれの言い分がある。
この映画を観た時の年齢によっても感じ方が違うかもしれません。

【青春は一度きり!!だから思いっきり「今」を楽しもう】と思える楽天的な人もいれば、
【一度しかない人生だから、将来のために「今」は我慢しよう】と思う慎重派な人もいると思います。

管理人はどっちかというと…楽天的ですかね。
【一度しかない人生だけど、人間いつ死ぬかなんてわからんから、自分に正直に生きよう】
って感じです。

【欲しいなと思ったら、買う。】※主にゲームとか。
【行きたいなと思ったら行く。】※主に旅行やイベント。
まあ、そのための我慢と努力は惜しみませんけどね。※節約・貯金やお仕事ね。


もちろん、我慢や努力は大事ですよ。
でも、将来のために「今」をずーっと我慢と努力して、あっさり死んだら水の泡。

ゲームで言うなら、すげー頑張ってレベルを上げたのに、セーブ前に停電しちゃったみたいな?
もしくはラスボス直前データが消えたとかね…。
※それ以降、管理人が無駄にこまめにセーブをするようになったのは言うまでもない…。

要するに管理人は『後ろ向きな楽天家』です(笑)

まあ、管理人はこの映画の生徒たちとは全く育った環境が違うので、純粋な感情移入はできません。

・親の言いなりになる⇒我が家は親にでも嫌なものは嫌といいます。

・教師の言いなりになる⇒我が家は親子揃って反論。呼び出し上等!!
※残念ながら親が呼び出しくらったことはなかったです。

・自殺。⇒これが一番ない。人間どうせいつか死ぬのに何も今死なんでもいいだろってのが管理人の考えです。


さて、この映画を観たことのある人なら、一番心に残ってるシーンかと思いますが、
ラストの生徒たちが机の上に立つシーン。
リアルなのは、立ち上がれず俯いたままの生徒もいるということ。
※仲間を売った裏切り者くんは別として…

立てた子と立てなかった子の違い、
それは自分の意思で「今」を生きられたかどうかの違いだと思います。

…とはいえ、今後もこの学校で生活するなら賢い選択ではないとも思います。


管理人は、裏切り者くん殴って退学になった生徒が一番「今」を生きたと感じました。