ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

1Q84…。

発売当初からものすごい売り上げですね。
まあ、管理人は興味なかったんですが…何故か2冊とも家にあります。

親父が同僚から借りてきたらしいです。
※以前もこのパターンで「ダヴィンチ・コード」借りてきました。

で、せっかくあるんだから読んでやるかと思い、何とな~く読み始めました。
※ちなみに親父は最初の数ページで読むのを諦めつつあります。


※※注意※※
少々、ネタバレになる可能性がありますので、これから読む方はご注意下さい。
ついでに村上春樹ファンの方、読むと不愉快になる可能性がありますので、自己責任でお願いします。
さらにファンじゃない方も、管理人が重度のヒネクレ者だということを念頭に置きつつお読み下さい。



………え~と、まだ1冊目の後半あたりなんですが…どう感想を述べていいのやら…。



まず、管理人は今回初めてこの作者「村上春樹」の小説を読んでます。
名前ぐらいは聞いたことあるけど、この人の本を読んだことはないです。
タイトル聞けば知ってるのあるかなぁと思い、調べましたが…ピンとこない。
何となく「ノルウェイの森」というキーワードには聞き覚えがありますが、どんな内容かも知らない。

…元々、「〇〇賞受賞!!」とかいうのに全く興味を持たないヒネクレ者なんで。
更に言うなら、世間で売れれば売れるほど読もうという気がなくなる超ヒネクレ者です。
※ハリポタ1巻を最初の数ページで断念したぐらいですからね。

逆に、どんなに世間が酷評しようと、全く売れてなかろうと、自分が気に入れば買うし最後まで読む。
これ、ゲームでも同じですね。たとえ世間的にはクソゲーだろうと自分が面白いと思えばやる。
…まあ、ホントにクソゲーの時もありますけどね…。


さて…管理人は偏ってはいますが結構本は読むほうです。読書も好きなほうです。
そして読む速さも遅くはない…のに何故この『1Q84』がなかなか読み終わらないのか…。

考えられる理由:【この本のジャンルが不明】

現代モノなのか、ファンタジーなのか、ミステリーなのか、SFなのか…
もしこーゆーのがこの作者の特徴なら仕方ないんでしょうけど、初めて読む管理人にはどうも中途半端にしか感じません。色んなものを詰め込みすぎというか…
中盤あたりから少しずつ読みやすくはなってきたんですが、序盤はホント読み進まなかったです。

…正直、続きが気にならなくて。←致命的(笑)

ダヴィンチ・コード」の時は結構サクサク読み進んだんですけどねぇ…。
別にレオナルド・ダヴィンチにも興味ないし、キリストが神だろうが人だろうがオッサンだろうがどうでもいいと思いつつ読んでました。
まあ、読み終えたあとの「え、これで終わり?」感は否めませんが…。

ファンタジーなら、その世界観に溶け込もうと努力します。
ミステリーや推理モノなら、謎解きや犯人は誰かと考えながら読みます。
現代モノなら、どこまで細かくリアルに書いてるか注意します。

…この1Q84は一体、何を考えながら読めばいいのか…。

現代モノかな?と思って読んでたら、何やらパラレルワールド的な展開、殺し屋、左翼、宗教、詐欺…

サクサク読めないとハードカバーって読みづらくて仕方ないと感じるのは管理人だけですか?

今やっと、2人の主人公視点で大量に張った伏線がようやく絡まりつつあるところまで読み進みました。
が、それでも何か盛り上がりに欠けるというか…早く続きが読みたい!!と思えないのは何故??
いや、中盤辺りから話の展開は面白くはなってます。
全くバラバラだったキーワードにようやく接点を見出せた感じで。
まあ、最終的に行き着く先は「破滅」じゃなかろうかと感じますが…。

ただ…宗教絡みの話(しかもカルト系)だったり、DVだとかレイプ、ちょいちょい入る性描写。
好みの問題もあるかもしれませんが、読んでいて爽やかな気分になれるものではありません。

というか、あまり子供には読んで欲しくない、読ませたくないと感じる話です。
もちろん、管理人は子供じゃないので、別にエロシーンがあろうが残酷描写があろうが平気ですけど…
暗い気分の時に読むと更に重い、暗い気分になれそうな感じです。


…嫌だなぁ。小学生が、夏休みの宿題の読書感想文に1Q84書いてきたら…。

ちなみに管理人は読書感想文が大嫌いです。
本読んで原稿用紙何枚分も感想なんて持ちませんよ。
しかも自分がどう感じたかを何で他人に教えなきゃならんのかと子供ながらに不満でした。別にどう思ったっていいじゃない。感想なんだから答えなんてないでしょ。と。
でも課題だから仕方なく、お涙頂戴・感動系の本を読んで、感動しましたとか、泣きそうになりましたと感受性の強い・心優しく涙もろい女の子が書きそうな感想を書いてましたヨ。
現実じゃ、寝転がって、テレビ観ながら、おやつ食べながら何となく読んだだけです。


ちなみに管理人、本読むときは大抵寝転がって読んでます。一番リラックスできる体勢で。
ただ、ハードカバーは少々、腕に負担がね…。
きちんとイスに座って何かするのは、パソコンとゲームと食事ぐらいです。あ、あとトイレ(笑)


1Q84』はまだ1巻の後半部分です。
とりあえず読み始めたので最後までは読むつもりです。が、2巻目を読むかはまだわかりません。
もし読むとしたら、途中でギャグ漫画を読んで気分を明るくしてからじゃないと読めない気がします。

結論として、小説は他人の薦めより、自分との相性を一番に考えるべきモノだと思います。
流行に乗り遅れないように読んでおこうと思ってる方も多いと思います。
社会の中での人付き合いは大切ですからね。流行にあわせるのは悪いことじゃないです。

ま、ヒネクレ者の管理人は流行という波に乗らないどころか、たぶん日陰でぼーっと眺めてます(笑)
波に乗れず沈む人や、引き潮に流され沖まで行っちゃう人とかを。