ヒネクレ仔ぶたはブーと鳴く。

Yahoo!ブログ閉鎖により、漂着したヒネクレ仔ぶた(管理人)が、徒然なるままに、愛のままに我が儘に書きたいことを書きなぐるブログ。漂流中に細胞分裂し、アメーバブログにも漂着している。

ホテル・ルワンダ…。

天気も悪くお財布の中も寂しいので…またDVD借りてきました。

ホテル・ルワンダ
【スィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師】
【僕の彼女はサイボーグ】

…何てめちゃくちゃな組み合わせ(笑)

一体どんな映画が好きなのか、わからない借り方してます。
自分でもどんなのが好きかイマイチわかってません。
とにかく、CMだったり、宣伝だったり、レンタルショップの店頭だったり、見たいと思ったら借りる。
まあ、その結果は…良かったり悪かったりですが…。

基本、映画は何でも観ます。
※もちろん、映画館に行くのは本当に観たい映画&好きな役者が出てる映画ぐらいですが。

ま、絶対観たくない映画ってのはフツー少ないですよね?
観てみなきゃ良し悪しなんざわからないわけですから。
※他人様のレビューは所詮、他人様の感じ方なわけで。自分は違う感じ方するかもしれないですから。


さて、最初に観たのは


内容は…
1994年にアフリカのルワンダで起きた大量虐殺で、勤務先のホテルに1200人以上もの人を匿い救った実在のホテルマンの実話を元に映画化されたもの。

100万人もの犠牲者を出した大虐殺なのに、管理人はこの映画(正しくは映画のCM)を観て始めて知りました。

今から15年前のことなので、管理人はまだまともにニュースなんて見ないお年頃。
ただ、同時期に、ソマリア内戦については学校でビデオを見た記憶があります。
…飢えで子供たちが痩せ細っている映像を給食時間中に流すという、【食べ物の大切さ】を教えると同時に一部の子から食欲まで奪い、本末転倒になった出来事でした。

この映画をみて一番心に残る台詞は
外国人カメラマンの
この虐殺の映像を見た人たちは「『怖いね』と言うだけでディナーを続けるだろう」

その通りなんですよね…。
映画を観て、可哀相とか悲惨とか、信じられないとか色々思うところはあるでしょうが、
結局、見終わった後は何事もなく日常の生活に戻る。

管理人も観終わって、その後フツーにお昼ご飯食べてました。

もちろん、これは映画で、すでに起きてしまった過去の出来事なので、大虐殺で犠牲になった人にしてあげられることは何もありません。

映像を観た瞬間は何かしてあげたいと思う人も多いでしょう。でもきっと次の瞬間には忘れてる。
だって…生きてますから。
仕事だったり家庭だったり人それぞれですが、自分が生きる為にしなきゃいけないことは多い。

日本に生まれ、平和に育った管理人には民族紛争や内戦、宗教の違いによる争いが理解できません。
人は人、自分は自分じゃいけないんですかね?
何でも周りと同じじゃなきゃダメなんですかね?
まあ、日本でも人と違うといじめに遭うこともありますが。

民族問題は難しいですね。
宗教が問題ならば、口先だけなら「〇〇教」を信じてるといくらでも言えます。
まあ、その言葉を信じてくれるかどうかは別ですがね…。
民族の違いは…どうしろと?違う国の国籍を取得すればどうにかなりますか?
生まれつきなんだからどうしようもないじゃないですか。
血筋だとか生まれだとか…元を辿ればみんな『猿』なんだと割り切っちゃいましょうよ。

人種差別も、色が白いとか黒いとか、黄色人種である管理人から見たらどっちも普通ではないんです。
でも偏見はありません。むしろ顔の良し悪しの方が気になる。
美形の基準は国によって違えども…ブサイクの基準は同じじゃなかろうか、と。←オイ。

映画の中で外国人カメラマンが言うように
ツチ族フツ族の違いなんてまったくわかりません。
色の黒さの違いだとか、鼻の形の違いだとかと言われてますが…
そもそも映画観てて、主人公以外の黒人男性の見分けがほとんどつきません。かろうじて服装で判断。
※単に管理人が、外国人の判別が苦手なだけかもしれません。


ルワンダの大虐殺を元にしている映画ですが、実は、虐殺そのものシーンはあまり多くありません。
もちろん、逃げる人たちや、隠れて怯える人たち、大量の死体などは言葉を失います。
が、血みどろの演出ではないので、学校の授業などで子供たちに見せるべきだと思います。
…2時間あるので小学生にはちとツライですがね…。