別に深い意味はないんですが…思いつきで【新撰組特集】やります♪
歴史の授業で習ったよ!!って方、たぶん少ないでしょう。
教科書の幕末あたりを隅々まで読んだとしても、ほとんど書かれていません。
管理人の使っていた教科書にも、せいぜい【新撰組】【近藤勇】【土方歳三】のキーワードが
ちょこっと載っているだけで詳しい説明は一切ありませんでした。
じゃあ何でこんなに有名なのさ!?って思いますよね…。
たぶん、小説やドラマ、漫画などの影響がめちゃくちゃ大きいんでしょう。
そして、ほとんどの方が史実ではなく、理想の新撰組を脳内に作り上げているはず(笑)
いえ、管理人もきっとその中の一人なんで。
史実がどうのこうのって言われても実際に本人に会っているわけではない以上、正しいかどうかなんて
わかりませんし。…歴史に関しては捏造なんてこともありますからネ…(笑)
本日は新撰組ファンなら知らない人はいない(と思う)小説のご紹介★
【燃えよ剣】 著者:司馬遼太郎 上下巻
新撰組の鬼副長:土方歳三を中心に書かれた、有名な小説。
京へ行く前の江戸での生活から始まり、最期の戦いである五稜郭・歳三の死までが書かれています。
…が、この本はあくまで史実を基にしたフィクションとなっております。
この本をきっかけに新撰組にハマった方も多いのではないでしょうか?
管理人もそうです。一時期、異常な活字中毒に陥った時期がありまして…
ガレージの奥に保管(というか放置)されていた本棚から偶然、この本を発見しました。
ボロボロで色あせてて、ヒドイ状態でしたが、一気に上下巻を読破。
その後も何度か読み返していました。
祖父の趣味らしく、司馬遼太郎の作品はほぼ全部揃っていました。
が、維新志士側には全く興味のない管理人は読んでおりません。…好き嫌いが激しいんで。
まだ読んでいない方は、一度読んでみるといいと思います☆
ただし、完全に土方中心の小説なので、山南さんとかがめっちゃ悪くなっております…他も。
新撰組ファンで土方が嫌いという方は少ないでしょうが…嫌いな方にはオススメしません。
オマケで紹介♪
【新撰組血風録】 司馬遼太郎
新撰組の隊士たちが書かれた短編集。
一話ごとに主人公が違い、【燃えよ剣】とはまた違った楽しみ方ができます。
近藤勇、沖田総司、斎藤一、山崎烝など新撰組の中枢人物の話もあれば、
ぶっちゃけ誰だこいつ?って隊士の話もあります…(笑)
その中に【前髪の惣三郎】というのがあります。
実はこれ、映画化しております。
【御法度】というやつなんですが…ご存知ですか?以前、TVでも放映されました。
内容は…衆道モノ…。わからない純粋な人、お父さんやお母さんに聞いてみよう(笑)
いや、まあ当時は別段珍しくもないことですけど…現代の人には抵抗がある人も多いんで…。
…一部の女性は喜びそうな話ですけどね…。
加納惣三郎という美貌の隊士が主人公…。映画では松田龍平さんが演じてました。
美形の好みは人それぞれでしょうが、作中にある怪しい色気?は感じられます。
沖田総司を美形と信じているファンのための措置でしょうか?
沖田役は武田真治さん。月代もありませんでした。
写真もしっかり残っているのにファンに喧嘩を売っているとしか思えないのが、土方歳三。
ビートたけし。…おい、こら!!いくらなんでも30代の役には無理があるだろっ!?
面白いかと言われると…あまり面白くはないかもしれません。原作の方がいいです。
【新撰組血風録】を全部読んで、【御法度】を観た方は気づいたかもしれませんが、
この映画、もう一つ違う話も混ざってますよね?
井上源三郎のシーンが。
気になった方、ぜひお確かめ下さい☆
ちなみに管理人は、土方も好きですが、斎藤と山崎が好きです。