映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を見ました。
※若干のネタバレを含みますので、これから見るのに~!という方、及びピエロ恐怖症の方はご注意下さい。
劇場公開時はR15指定だったらしく、テレビ版では編集されているそうですが…
カットされなくてもたぶんそんなに怖くないと思います。
子供の頃に見れば違ったのかもしれませんが…
でも管理人、幼稚園に入る前位からグレムリンとかクリッターとか、エイリアンとか見てたのでかなり小さい頃から、洋画のホラー耐性が付いてるのかもしれないです。
子供向けのホラーなら、邦画では学校の会談シリーズとかありましたね。
あれも全く怖くないですが。
ちなみにピエロ恐怖症とも縁がないです。
マクドナルドのドナルドにも会ってますしね。
白塗りの顔が怖いのはわかるようなわからないような…
ちなみに管理人、白塗りの顔といって真っ先に浮かんだのが『バカ殿様』でした(笑)
いや、夜道で会ったら怖いと思いますヨ。
どこからどうみても不審者ですからね。
そういう意味では『変なおじさん』の方が数倍怖い気もしますが。
ホラー映画はわりと好きで見ますが…
洋画のホラーは『恐怖』というより『気持ち悪い』の要素が強い気がしますね。
ハリウッド版のリングも怖いというか、気持ち悪い。
あとビックリ系ですね。
来るぞ来るぞ、キター!!的な(  ̄▽ ̄)
洋画の方がホラー対象のキャラクターの出番が多めですよね。
邦画はちょっと出し惜しみが過ぎる気がします。
『IT』が怖く感じない理由として、
子供たちの家庭や生活環境が違い過ぎて日本の一般家庭で育った管理人には感情移入しにくいからかもしれません。
・一般家庭に地下室はない
・そもそもあんな排水口はない
・下水道には入らない(入れない)
・恐怖するほどピエロと縁がない
その点、貞子はうっかりビデオ見ちゃって巻き込まれそうとか、テレビから出てきそうという見た後も怖さが残る。
ホラー嫌いの友人がCMにキレる理由でもある(笑)
日本のホラーは『実際にありそう』だから怖いそうです。
呪怨の布団の中からこんにちはシーンとか。
あれは本気で怒ってました。布団かぶって寝られない!!と。
※布団かけずに電気を点けたまま寝たそうです
『IT』はちょっと特殊かもしれませんが…
ホラーキャラは喋っちゃダメだと思います(´-ω-`)
恐怖の対象なのに案外フツーに会話が成立してて…
もしかしたら口で巧く丸め込めちゃうんじゃないかと思っちゃいますね。
あっちも取引持ちかけてきますしね。
貞子とかは一切喋らず、純粋に呪ってくる。
友情とか協力とかでどうこうできるレベルさじゃない理不尽な怖さがありますよね。
そしてサブタイトルに『“それ”が見えたら、終わり。』とあるのに、
『それ』との遭遇率が高過ぎやしませんか?
めちゃくちゃ期待通りの所で特に捻りもなく出てくるし、見えても特に終わらない(笑)
そもそま『それ』が見えないと始まらないストーリーです。
大人には見えないらしい。
…トトロかな?
子供の時にだけあなたに訪れる不思議な出会い的な?
尚、物理攻撃は有効!!やったね!!
そもそも自ら名乗ってるんだから『それ』じゃなく名前で呼んであげればいいのに。
ITを見て、ピエロより大人や主人公の子供たちの行動や思考の方が怖いしやべえと思いましたね。
敵とはいえ、ピエロに対する子供たちの攻撃が容赦なさ過ぎて…若干引きます。
子供の力で防げるということは大して強くはないんですかね?
あと、子供たちがタフ過ぎないか?
腕折れた子もいたし、太った子なんて結構血だらけになってたよね?
ケガした状態で汚い水の中とか入ってなかった!?
違う意味での怖さがある映画です。
…ピエロって簡単に見えて案外描くの難しいですね。
描いてくうちに、ピエロなんだか、歌舞伎メイクなんだかわからなくなりました(´-ω-`)